あなたも変わる『ずるい考え方』

おすすめ本

皆さんは『ずるい』と聞いてどんなことをイメージしますか?

今回ご紹介する書籍は、『ずるい考え方』です。本書で言っている『ずるい』とは、ちょっとした考え方次第で、思いがけない発想で周囲を『くやしがられる』ような考え方を言います。

普段の生活の中で、ちょっとした考え方次第で、自分を楽にすることができる行動と考え方です。

例えば、コンビニで買い物をした際に、ちょっと大きめのエコバックを持ってくことによって、『店員さんがエコバックに商品をいてくれてラッキー』みたいな、ちょっとした工夫でずるく賢く日常を過ごせるんです。

この記事でわかること

・日常にとらわれず、自由な発想を可能にする考え方

・お金や時間をかけずに、目的を達成してしまう考え方

人生を得するような考え方を持って楽しく過ごしましょう。

この記事を読んで、ぜひ皆さんも新しい考え方を取り入れてみてください。

ラテラルシンキングとは

1967年にイギリス人のエドワード・デ・ボルノ博士が提唱した、どんな前条件にも支配されない自由な思考法(発想の枠を広げる思考法)と言われるモノです。

様々な論理的な考え方がある中で、ラテラルシンキングは、考えの過程を飛ばして、目的や結果に着目して自由な発想から答えを導きたします。

前提を無くす

考えの過程の中で、『あり前だと思われる前提を疑ってみる』ということなのです。
#ここめちゃくちゃ大切やで

スティーブ・ジョブスも、このラテラルシンキングの思考を使って、携帯電話はボタンありきの常識を、iPhoneが進化するにつれて最終的にはiPhoneの物理的なボタンを無くしました。

問題を倍速で解決へ

何か問題すが起きた時に、その問題に対して解決さえできれば、手段を選ばずにやることが最速への近道です。

かなりインパクトがある考え方ですが、ここで言いたいのは、常識を考えるのではなく、大胆に考えてみると普段気づくことができないことに気づくというモノです。

その気づきが、あまりしない発想で『その手があったか!!』ということに気づくきっかけになります。

あらゆる手間が削減

問題を解決するためには、時間とお金がかかると思います。しかし、そのことは常識に偏った考え方だと尚更のことかもしれません。

例えば、ブログの記事を1日で3記事書くとするのならば、その分の時間がかかります。
しかし、今やAIロボットの技術進歩によって、人間が記事を必ず書かないといけない時代ではないと考えます。

そのような考えを持つためには、固定概念を捨てて、『AI ✖️ 仕事の効率化』 のように、AIで何ができるだろうかと考える必要があります。

日常の仕事の中でも、そのように『あたり前』でやっていたことでも、実は何かに代用できたり、やらなくても良くなったりと時間とお金をより有効的に使うことができるようにななります。

なぜラテラルシンキングは必要?

世の中では、ロジカルシンキングが多くあります。学校のテストの答えが一つだったり、
会社ではマニュアルなど、私たちは日常からロジカルシンキングに触れています。

つまり、ロジカルシンキングが染み付くことによって、答えは複数存在しないと思い込んでいることもあるようです。

ラテラルシンキングを身につけることによって、多くのアイデアや発想が生まれ様々な物事に多方面から考えることが可能になります。

固定概念や先入観、常識に囚われすぎて、自分の人生の選択肢を狭めていることすらあります。

ロジカルシンキング

合理的で論理的な思考方法を指します。問題の明確化、情報の収集、情報の評価、論理的な思考、解決策の導出、解決策の評価というステップを経て、客観的な判断や意思決定を行います。

感情や個人の偏見に左右されず、根拠となる理由や推論を説明できるようにします。

ラテラルシンキングに必要なモノとは?

疑う力

固定概念を打ち破る力と言ってもいいと思います。

物事を全て、固定概念にとらわれることが、答えが一つの考え方になってしまいます。
『〇〇であるべき』や『〇〇でなければならなない』など決めつけることになります。

その改善をするために、『なぜ?』を意識することです。

『なぜ〇〇であるべきなのか』『なぜ〇〇でなければならないのか』を考えることで、もっと違う答えにありつけるのではないかと思います。

抽象化する力

物事の本質や機能に注目することが大切になってきます。

この道具の使い方を、もっと別のことに代用できるなどと考えることです。

この道具は、この作業に特化しているけれど考え方を抽象化して具体化することで使い方が幅広いモノになるのではないでしょうか?

ルーズリーフなどをノートとして使用しながら、子供に絵描き紙として使用して、折り紙として使用するなど多様な使い方を見出すことができるでしょう。

セレンディピティ

セレンディピティとは、何かを探している時にそれとは別の価値あるものを偶然見つける力のことです。

世の中に、たまたま生まれた商品ってありますよね。
まさにそのようなモノがセレンディピティです。

普段の生活で、たまたま起きたことを素通りするのではなく、それから発想を広げることが大切です。

まとめ

様々な考え方がある中で、ちょっとだけ考えをひねることでもっと視野が広くなります。

教育現場では、答えが一つと思いがちですが、もっと想像力を使って物事を一つの考えに執着するのではなく幅広く考えを持つことが非常に大切になってくると思います。

この本は、そんな考えをまとめて書かれており読んでいて『ハッと』気付かされることがあると感じました。

固定概念から解放し、自由な発想で人生を楽しんでください。

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