完結にまとめてしまうと、マネー本の原点と言っても過言ではありません。古代世界で最も裕福だったバビロンという都市に住んでいた大富豪のお金に対する考え方をまとめた本です。
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1926年、約100年前に物語形式でまとめられたものなのです。なぜ、多くの方に読まれ続けられてきたかの、それは非常時本質的だからです。本書では、7つの知恵や5つの法則などが書かれておりますが、その中でもとても重要な3つの内容を厳選してお届けしようと思います。
ぜひ気になる方は、本書を手に取ってより詳しくお金の知識を蓄えてください。

① 正しいお金のため方
最初に、『財布を太らせろ』ということです。 収入の10分の1を必ず貯蓄に回すことが非常に大切です。 給料日になったら、まず皆さんはどのようにお金を使いますか? 『給料が入ったから』と言ってお財布の紐が緩みがちになることもあると思います。しかし、しっかりと貯蓄ができている人は、まず、生活費と貯蓄のお金に分けています。 貯蓄のお金を差し引いた金額で生活をしているんです。
消費や浪費をしてはいけないわけではありません。もちろん、食事だって、欲しい物だって買ってもいいのです。そのようなものに使うお金は、必ず他人の懐に入るものです。しかし、貯金をしたお金は、自分のものになります。 だから、収入の1割はしっかりと貯蓄をすること。この1割であれば、そこまで大変なことではないです。とてもシンプルなことですが、できていない方も多いことが現状なのです。 シンプルだからこそても意味深いことだと思います。
貯蓄に回すお金を作るには、まず自分の収入と支出を理解、把握することがしても大切です。今では、簡単にスマートフォンでも家計簿アプリが出ていますので、そのようなツールをうまく活用して自分の収支の把握をしていくことがとても大切なのではないでしようか?
私のおすすめの家計簿アプリはマネーフォワードです。とてもシンプルでわかりやすいので初心者の方には超絶おすすめですよ。

② 正しいお金の使い方
本書では、『貯蓄したお金は寝かせず投資しろ』と書いてあります。お金が自然と流れてる仕組みを作ることがとても大切です。その中で、投資をすることをおすすめします。投資と聞いて『なんだか怪しい』なんて思う方もいるかもしれませんね。しかし、貯蓄したお金が勝手に増えることはありません。昔の時代では、『銀行にお金を預けておけば大丈夫』なんてことがありました。その時代の金利は、年率5%〜6%でした。しかし、現在はどうでしょうか? 今や年率0.001%まで落ち込んでいます。だからこそ投資をすることが今は普通になっている時代でもあります。
投資をすることは、リスクがあります。何より、そのような怪しい話を持ちかける人もこの世の中には多くいます。だからこそ『損失という災難から必死で資産を守ること』がとても大切です。そのために
- 元本保証の投資
- 知恵のある人に相談
することが大切です。ここでいう元本保証とは、リスクがあまりなく着々とお金を増やすことです。投資の世界では、ハイリスクハイリターンとローリスクローリターンがありますが、お金に限ったことではありません。それは、自己投資です。今からでも本を読む習慣をつけることや、自分の経験のためにお金を使うこともできます。その経験や知識は、大きく損することはあまり少ないと言えることでしょう。
また、お金の投資では、インデックスの積立投資が初心者の方には非常におすすめです。今では、iDeCoや積みたてNISAなどの税制が免除される投資信託もあります。そのようなものをうまく活用して自分の資産を増やしていくことがとても大切です。

③ 働き方
毎朝の出勤時には、『今日も仕事か・・・・』なんて思っていないでしょうか?
大富豪の教えには、 幸福=労働の喜びを知る と書いてあります。お金は、自分の我慢や拘束されている時間支払われていると思う方もいるかもしれません。しかし、やった仕事は自分の価値を見出した証であり、それこそが労働収入となるのです。だからこそ、働くことは『楽しい』こと、という意識を持ち出勤できることに感謝をすることが幸福に思える人生の第一歩になるのではないでしょうか?
まとめ
お金の教養となる一冊の本。どの時代でもお金の問題に悩まされている方は多いものです。どんなに頑張っても現代人の給料が上がりにくいことが現状です。多くの企業では、年功序列などの制度もなくなりつつあり、今後の日本においては自分の力で出世していかなくてはいけない、厳しい時代です。この『
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